半導体式 高周波発振器

NUTシリーズ UNITRAN

CTレスによる高効率の実現
日本で初めて負荷整合トランス(CT)の不要な、所謂"CTレス"の発振回路を実現しました。発振出力は加熱コイルに直接伝わり、CTによる損失がないため効率は大幅にアップします。
負荷整合装置による最適出力の供給
パイプサイズの相違など様々な負荷変動要因に対し出力電圧・出力電流を最適のバランスに保ち、どの様な負荷状態でも常に最大能力を発揮し最高の効率で稼働することが出来ます。
省電力を約束する性能
発振出力の高効率化は省電力につながり、また負荷整合装置によるバランスのとれた最適出力の供給により大幅な電力の節約となります。
デジタル制御による高精度の安定性
PLL(Phase Locked Loop)制御にデジタル方式を採用し、負荷変動に対する安定した追従性を持っています。異常時には発振周波数の上下限リミッタ、位相角リミッタ等を備え瞬時に応答するためトラブルの拡大を阻止します。
省スペース化に寄与するコンパクトなデザイン
"CTレス"実現により余分なスペースが不要となり、また発振回路全体がコンパクトになります。高効率即ち低損失であり、部品の配置に充分な余裕をもたせながら大幅な省スペースが可能となりました。
万全のアフターサービス体制
ラインをフル稼働し円滑な生産を保つには故障への対応が重要課題です。万一の突発的故障に備えサービス員を常に配備し、地域/時刻を問わずラインストップによる損失を最小限にくい止める様万全のアフターサービス体制を備えています。
標準仕様
型式 出力 電源容量
(3相)
冷却水量
(2~3kg/c㎡)
NUT-50 50Kw 400V 70KVA 120L/min
NUT-100 100Kw 400V 135KVA 160L/min
NUT-150 150Kw 400V 200KVA 200L/min
NUT-200 200Kw 400V 270KVA 240L/min
NUT-250 250Kw 400V 335KVA 300L/min
NUT-300 300Kw 400V 400KVA 360L/min
NUT-400 400Kw 400V 535KVA 420L/min
1.加熱方式 誘導加熱方式のみ(直接通電方式は不可能)
2.発振周波数 300KHz~400KHz
3.電源容量 定格入力電圧時の容量と成ります。
尚、電源には本装置専用の変圧器を設けて下さい。
4.標準塗装色 マンセル 2.5Y9/1(不可能な場合を除き、貴社御指定色も可)
5.装置冷却水 上記冷却水量は加熱コイル部を除く溶接器本体のみの水量で、標準装備の冷却水循環装置の一次水量を示します。
加熱コイル部は負荷仕様により、決定されます。

※標準仕様以外でもご相談下さい。